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道楽かん工房

眞鍋さんの張り子は、胡粉面に気泡が一つもない非常に滑らかな肌質。江戸時代からの技術を探求している希有な職人さんで、材料や技法など圧倒的な知識量と技量をもっていらっしゃいます。岡山の吉備地方はきびだんごが名物であった吉備津神社の桃太郎伝説があり、鬼の温羅伝説や縄文遺跡も多く眠り、日本が成立する遥か昔からの文化と神秘が残る地域です。駅まで迎えにきてくれた眞鍋さんは、工房での姿ではなく「職人の日常生活を見た方が良いだろう」とスーパーに立ち寄り、家に着くなり今度は畑に連れていかれました。そして夕食に並ぶことになる、じゃがいもとトマトを収穫して家路につきました。夕食ができるまでと真っ白な絵付け前の桃太郎が並んでいる工房に通され、欲しいのがあったら言ってくれと、見つけた至高のお宝はドラキュラ(1980年製)とキンシコウのお面(サンプル1号)。キンシコウのお面は、諸事情があり、いままで市場に出したくも二度と作りたくもなかったものだとか。お店に並べたいので新しく作ってくださいと頼みました。そして真鍋さんの作る野菜と共に届いたそのお面たちは、お客さまに大人気となりました。
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