明治から大正にかけて玩具蒐集家の清水晴風や日本画家の西沢笛畝によって編纂された「うなゐの友」https://www.metmuseum.org/art/collection/search/45254 は自然素材で出来ているために長期的な保存が難しい、今では廃絶してしまった玩具を知ることができる唯一の手掛かりと言ってもいいかもしれません。事実、一度廃絶してしまった玩具がこの本を参照して再現され、また作られるようになるということも起きています。 アトリエガングのオリジナルポストカードも、この「うなゐの友」が意図せず果たした役割と同じように、来て欲しくはないけれど無いとは言い切れない未来に備えて、アーカイブするような気持ちで作っています。 全ての絵柄を紙の「切り貼り絵」で作っています。これはイラストなどと異なり、ハサミという道具を介在することで匿名性の高い表現を目指すためです。 ※卸・業販などの大口注文も承っております。詳しくはinfo@ateliergangu.comまでお問い合わせください。